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階段は上下階を安全に上り下りするためのものであると同時に、
上下階をつなぐ重要なインテリアの一部でもあります。
機能だけを求めるなら、出来るだけシンプルでコンパクトに、
階段下を有効利用して収納スペースとすれば十分でしょう。しかし、スウェーデンでは、
インテリアとして眺めてしまうデザインや思わず上りたくなってしまう階段、
インテリアに合わせて選べるデザインや形状、スタイル、樹種、塗装仕上げ・・・など
階段に対する意識が日本とは全く違います。
ここでご紹介する階段は、木という材質を使って、その可能性を極限にまで
実現しているものです。他の人工的な材質では感じられない温もりや圧倒感、
木製階段の存在意義をもう一度考え直してみたくなる逸品です。
思わず見入ってしまうその美しいフォルムには
仕掛けがあります。
例えば、このシンプルなL型階段を見ると、
両側のささら桁(側板の部分)は直線ではなく
曲線になっています。しかも右側と左側とで異なり、
一方は山カーブ、もう一方は谷カーブです。
手すりはささら桁に合わせた曲線となっていて、
全体としてなんとも優雅なフォルムを醸し出している
というわけです。
どんなに美しいフォルムでも、階段は上下階を
安全に上り下りする機能が前提です。
そのため、個々の部材を見ると分厚い集成材が
使われています。そして興味深いことは、
踏板の割り方です。例えば、U型階段の平面図を
みると、ほぼすべてが異形の踏板になっています。
これはどういうことかというと、
階段で最も危険なことは、
上り下りの「リズム」が変わることであるため、階段中央の各踏板の奥行きが
すべて等しくなるように踏板が割り振られているからなのです。
安全性を考慮したこの踏板の割り方は、デザインの独自性にも寄与しています。
階段は、形状、スタイル、樹種と塗装仕上げ、
各パーツのデザインとあなたの要望に応じて
つくることができます。
ですから、それはあなただけのオリジナル
ですし、愛着がわくのでしょう。それは
インテリア家具を選ぶ楽しさと同じです。
この階段は、1800年代の住宅の
リフォームで新たにつくられた階段です。
十分なスペースがない中、
オールドファッションのスタイルが実現しました。
階段の形状は大きく分けて3つあります。
直線のI型、曲がって上がるL型、
Uターンしながら上がるU型です。
これらの基本形を元に、階段スペースの
サイズや階高に合わせて、
ミリ単位で形状を指定できます。
この階段はL型のオープン階段です。
フレームはホワイトペイントに対し、
踏板と手すりはオーク材を使っています。
踏板と手すりがまるで宙に浮いているかのようです。
階段のスタイルも大きく分けて3つあります。
一つは、踏板をささら桁に入れ込んでいる
もので伝統的なスタイルです。
もう一つは、踏板をささら桁の上に
載せるものでモダンなスタイルです。
そして三つ目は、この階段のように踏板を
手すりで吊っているものです。
踏板を吊っているのはロッド(鉄製の棒)で、
一瞬、どういう構造になっているのか考えて
しまう階段です。まさに圧倒感のある階段です。
階段の材質に使われている樹種は、
パインやオークが一般的ですが、
ブナやウォールナット(くるみ)、
白樺、マホガニーなども可能です。
その樹種の質感を出したい場合は、
オイル仕上げやクリアラッカーなどを
用います。しかし、最も一般的な
パイン階段でも、いろいろな色の塗装が可能ですので、
どの組合せを選ぶかは、あなた次第というわけです。
この階段は、ウォールナットのクリアラッカー仕上げです。
その質感がとてもよく表れています。
手すりと手すり子といった階段パーツも
いろいろ揃っています。
このパイン階段は、円形状の手すり「No.5」と、
ステンレスの手すり子「No.14」、
親柱には角型の「TypeD1」が使われています。
これらのパースの組合せでも階段の印象は
全く変わってきます。
スウェーデンでは、ロフトや屋根裏収納部屋
といった空間がよくあるため、当然、
ロフト用の階段も必要になってきます。
この階段は、ロフト用で
とてもコンパクトに出来ています。
面白いのは、踏板を踏む足が右か左か
すでに決まっているところです。
確かに、こうすれば
かなりコンパクトになりますし、
ロフト用はこれで十分でしょう。
インテリアとしてもワンポイントになります。
ここでは、階段の代表的なものをご紹介しましたが、
その他の階段やパーツの詳細をご覧になりたい方は、
下記よりカタログを請求できます。
>階段のカタログを請求する
>階段に関するお問い合わせ
「モーラ・グループ」のブランドサイト
2019年よりモーラ・グループのブランドサイトが新設されています。
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https://mala-gruppen.jp
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