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お届けするのは「Life Quality」
  
「KarlsonHus」とは?
  
次世代を見据えた住宅哲学
伝統から現代の造形をつくる
  
最先端住宅「EKOMER」
KarlsonHusは造形を大切にしています。
世代・時代を超えて資産価値を保ち続ける住宅にとって、
造形はとても重要な要素だからです。
しかし、造形は、世代・時代によって流行り廃れがあるものですね。
だからこそ、変わっていく造形と変わらない造形とを見極める必要があります。
変わらない造形とは、伝統的な造形です。
これらの造形は、「スウェーデン住宅らしさ」を醸し出すデザインであり、
スウェーデン人がノスタルジーを感じるものでもあります。
例えば、シンメトリー(左右対称)なデザイン、窓の大きさや配置のバランス、
伝統的なディテール・・・などを、モダンなデザインに取り入れることで、
新しい造形をつくり出したりしています。
住宅の外観を見たときに、
その質感を大きく左右しているのは、
外装材とそのディテールです。
これらの材質が悪くディテールが
簡素であると、時が経つにつれ住宅の外観は
安っぽく見えてしまいますね。
例えば、スウェーデンの住宅では、
窓回り(上下左右)にケーシング(額縁)
が取り付けられますが、KarlsonHusでは、
さらに王冠のような造作された庇が上部に
のっています。
この王冠がすべての窓にのせられることで、
全体のデザインが引き締まり、
外観に上質な質感が生まれています。
このようなディテールは、省略することもできますね。
しかし、これらのディテールは単なるデザインだけでなく、
実は、伝統的な造形を継承するものでもあります。
こうしたディテールへのこだわりが、KarlsonHusの造形への哲学なのです。
KarlsonHusこだわりのディテールの一つに、
「Duvhylla」というものがあります。
直訳すると、「鳩の棚」という意味で、
鳩がとまれるような棚の形をしています。
これはどこに取り付けられるかというと、
住宅の角(出隅)の軒下の部分です。
「Duvhylla」が取り付けられている住宅は、
あたかも住宅の角(出隅)に柱があり、
それが屋根を支えているような印象を
与えます。また、そのデザインも、まるで
ギリシャ神殿の柱頭を彷彿させるようです。
考えてみれば、スウェーデンに限らず
ヨーロッパにおける歴史的建造物は、
外観のディテールにもこだわり、
それぞれに意味があって、格式ある重厚感を
漂わせていますね。
そして、その格式ある重厚感は、世代・時代を超えてその価値が保持されています。
KarlsonHusが住宅を通して私たちに伝えようとしているメッセージは、
歴史的建造物のそれと共通しているのかもしれません。
スウェーデンの住宅デザインでは大きく分けて、
伝統的な造形のクラシックデザインと、現代的な造形のモダンデザインとがあります。
もともとスウェーデンの住宅というのは、どれも同じようなデザインで、
クラシックなものがほとんどであり、どちらかというと保守的であったのに対し、
モダンデザインでは、これまでの造形からの脱却を図っています。
しかし、面白いことに、モダンデザインといえど、
どこかクラシックさを感じるものを多く見受けます。
ぱっと見るとモダンなのですが、よく見るとクラシックな部分があるのです。
クラシック・モダンという言葉がどうも「しっくり」くるようです。
興味深いところは、両者は混在しているのではなく、同調しているということです。
新たに白紙から何かを生み出すのではなく、伝統を基盤にして新しいものを
生み出していく・・・このスタンスは、住宅を資産化させていく上で
とても重要な発想といえるでしょう。
住宅の外観の質感を大きく左右しているのが
外装材とそのディテールであるように、
住宅のインテリアの質感を左右しているのが
内装材とそのディテールです。
インテリアでは、フローリング、天井、
壁といった「面」に、窓やドア、階段などが
組み合わされていきます。
そしてこれらをつなぎ合わせているのが、
造作材です。
造作材とは、巾木、廻り縁、ケーシング
(額縁)などです。これら造作材の形状、
材質、仕上げ塗装によってインテリアの
質感は大きく変わります。
例えば、白い壁や窓と同じ白い塗装仕上げの
造作材を使うと一見、造作材は目立ちませんが、
日射や照明の光を受けると、造作材は陰影によって
その形状を現すのです。
同じ白であれば、造作材は省略することもできるでしょう。
しかし、インテリアの質感は全く別のものになってしまうというわけですね。
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