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スウェーデンの材と構造
  
世界レベルの断熱性能
  
外壁をつくる専門工場
住宅一式を「輸送」する
  
現場で住宅を「組み上げる」
  
住環境という性能
スウェーデン本国仕様住宅の特徴は何ですか?
と言えば、住宅の外壁を工場で作っていることでしょう。
枠組壁工法であるスウェーデンの住宅構造の構成を見ると、
基礎の上に、床枠組、外壁&内壁、屋根トラスの3つに分けられます。
2階建てだと、床枠組と外壁&内壁はそれぞれ1階と2階があります。
この内、床枠組と屋根トラスは、プレカットされた部材が準備され、
基本的には、現場で組み上げ、断熱材を充填し合板を取り付けます。
これは、日本で住宅をつくる方法と同じですね。
これに対し、外壁&内壁は、工場で作ってしまいます。工場で作製した壁は、
壁ブロックと呼ばれ、現場では、これらを組み合わせるだけなのです。
したがって、まさに「スウェーデン住宅 = 外壁」と言えるのです!
日本のツーバイフォー工法では、工場で外壁の枠組(フレーム)を
作っていますが、スウェーデンでは、枠組のみならず、断熱材を充填し、
窓や玄関ドアも取り付け、周囲の気密処理まで行ってしまいます。
さらに、外壁の室内側は、配線用ダクトや気密シートまで取り付けています。
仕様によって異なりますが、仕上げの板や合板、石こうボードも工場取付です。
外側は・・・というと、開口下部の水切り材、外装材まで取り付けます。
外装材は、基礎塗装処理が一般ですが、必要に応じて、塗装済でも出荷されます。
この工場は、住宅の外壁をつくる専門工場で、外壁をつくるのに必要な
設備や工具がすべて揃っています。工場といっても、断熱性能が高いので、
寒い冬でも、工場内部は暖かく、そして明るいのです!
そして、驚くことに、工場内部には、FMラジオが流れています。
ちょっとしたカフェスペースや食事の取れる部屋もあって、とにかく快適な
作業環境と言えます。これであれば、仕事効率も上がるでしょう!
考えてみれば、厳しい寒さと暗闇の続くスウェーデンの冬に、
屋外で住宅を「つくる」事は、ほとんど不可能でしょう・・・。
結果、屋内でつくる仕組みが出来上がりましたが、このシステム自体が
非常に合理的で、様々な問題を解決してくれているのです。
作業環境が快適であることは、職人のパフォーマンスを最大限に引き出せます。
雨や風、日照といった自然の制限を受けることもありませんし、
作業が途中でも、一時的に、そのままにしておくことも可能ですね。
住宅の外壁は、地面に垂直(鉛直)に立っているものですが、工場では、
外壁ブロックを、「水平」に寝かせて作っていくのです!
重い外壁でも、様々な設備が、外壁ブロックの移動や反転をしてくれます。
外壁ブロックは、最終的に仕上がった時点で鉛直に立てられます。
このような重機や、必要な道具がすべて揃っているのも専門工場だからです。
ここで働く職人は、あちらこちらの現場へ行く必要もなく、熟練工から
若手までが一緒に集まっています。ここでは技術の伝承も行われているのです。
住宅の外壁といっても様々な仕様があり、それに対応する必要があります。
基本的なつくりは同じでも、外壁を構成している部材の厚みが違ったり、
使用される材料も実に様々です。これらを現場で行ったらとても大変でしょう。
スウェーデンの住宅メーカーでは、設計部門と製造部門とが同じ敷地にあります。
設計者は、必要であればすぐに現場である工場へ行って、製造者と打ち合わせが
行えます。これも、外壁を工場で作っているから成せる技ですね。
スウェーデンの住宅は、すべて受注生産です。
発注してから出荷まで、約12週間(3ヶ月)もかかります。しかし、
外壁をつくる専門工場では、素晴らしい外壁ブロックが生み出されています。
そして、こうして作られた住宅が、100年以上も使い続けられているのです。
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